忘れがちだけど郵便料金だって増税している
|郵便料金不足事例が多発
家事をしながらラジオを聴いていたら「最近2円不足で届くお手紙」の扱いについて話題になっていました。2円、つまり4月から実施された増税分を加味せず投函するお手紙が増加中だと。通常、郵便料金不足の場合は受け手側が負担するか差出人に返送するかの手配になります。当該番組は負担して受け取っているそうですが大概の番組は返送手配をしているそうです。
番組内で郵便会社のコメントも伝えていました。配達員の負担がかなり増え配達時間にかなり影響が出ているとの事。当然ですよね...。又、履歴書等、料金不足で心証を悪くしかねない郵便物は届けずに即返送しているそうです。そのうち「〆切りに間に合わなかった!どうしてくれる!」とか騒ぎ出す御仁が出てきそうです。自己の過失を棚にあげて。
|備えあれば憂いなし
そんな失敗をやらかす前に増税分切手を準備する事に。
ご家庭によりだとは思いますが我が家には何故か切手・葉書類が多数在庫。利用頻度の高い50円葉書・往復葉書・50円切手・80円切手に対応出来る様、2円切手を70枚購入しました。
知り合いからは「うさぎ牧場」と云われた2円切手たち(転用防止の為画像加工)。大人買いの気分を味わえますが、実は200円に満たないお買い物です。この切手シートをクリアファイルに挟み、切手棚の一番上に入れておきます。
指便物を出す際には一番先に手に取る事になりますので増税分貼り忘れを防止できます。ちょっと手間は掛かりますが、料金不足の為に自分を含めて不快な思いをする人は居なくなります。
|レターパックも不足分追加でOK
ついでに、書類を送る用事があり郵便局でレターパックを購入しました。その際
「10円切手貼ってもよろしいですか?」
と聞かれたので「?」と思ったのですが渡されて納得。
まだまだ旧料金品の在庫があるご様子。 そして
「そうか。レターパックも不足分切手貼ればいいんだ。すげー。」
と感心していました。なぜかしらレターパックは「郵便物」であるという印象が薄く、もし手元に在庫があれば「交換しなくては」と思っていたくらいです。そこで10円切手貼って渡されて初めて、見てくれは違うけど50円葉書を同じ理屈だよなと気付いたのです。アホですね...。
似た商品でミニレター(簡易郵便)というものもあるのですが、確認してみたらこちらも同様に不足分貼って下さいとの事でした。
|そんな訳で郵便料金だって増税している
昨今は通信でのやりとりが主体ですので郵便というインフラはあまり使わなくなりました。しかし申請等、郵便を使う場面はまだまだあります。先のラジオでの話題ではありませんが、料金不足の為に不足分以上の損害や手間を掛けない為にも今一度「郵便料金だって増税している」事を意識する必要があると思います。